寺子屋つながリンクは、生きる力を育むために、体験型教室やワークショップをプロデュース、運営しています。
生きる力とは「何があっても生きていける力」です。人間、生きていれば必ず壁にぶち当たる。それでも、逃げずに自分で乗り越えていける力。誰に作られたモノではない、自分の人生を自分の足でしっかり歩む力です。そして、それは決して独りよがりなことではなく、自分の強さを出し、弱さを助けてもらい、社会とつながり、社会に貢献していることを実感できることです。
そのため、寺子屋つながリンクの各プロジェクトでは成功体験の繰り返す仕組みをたくさん作っています。自分たちで考え、挑戦し、失敗してまた考える、を繰り返し子どもたちが達成感を味わう。失敗しても成功する方法があることを知る。また、その過程で自分の「強さ」(能力)を見つけ自分の「弱さ」と向き合うことができます。
子どもたちに合わせて活動が変化し、じっくり時間をかけて行われるのはそのためです。この成功体験で、何があっても生きていける子になるのです。
そして、スタッフは子どもたちを指導するのではなく、子どもたちに寄り添い、背中を押すことを大切にしています。それは、子どもたちの変化やチャンスを逃さず言葉がけをすることです。子どもたち自身が気づき、行動に移すことが何よりも必要だからです。
また、私たちスタッフだけでなく保護者の皆さんと共に子どもたちの「強さ」(能力)を発見し、開放し、様々な環境とつながって、生き抜くことの大切さ伝え、広げていくことを大切にしています。そのため、保護者の皆さんへ、活動中の子どもたちの様子をフィードバックすることはもちろん、保護者向けの子育て支援活動(セミナー、ワークショップ、講演会等)も行っています。